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こっそり、ひっそり、のんびりと・・・。
★ 広島 2-2 甲府
某掲示板でJ2の日程が話題になっていた。
チーム数が奇数のために毎節1チームがお休みになるが、その休み明けにどこのクラブと対戦するかというもので、J1の中2日の日程同様にクラブによってばらつきが大きいのだとか。これまでのところ休み明けクラブの2勝6敗で、必ずしも有利に働いていないようだけど…。

休み明けのクラブの対戦相手
札幌、山形 ―――――― 各8試合
仙台、水戸、草津、C大阪、京都、鳥栖 ― 各4試合
東京V、愛媛、福岡 ―― 各3試合
徳島、湘南 ―――――― 各1試合


甲府のショートパスと広島の大きな展開。ポゼッション型の甲府とロングカウンターをオプションに持つ広島。最終ラインを目一杯にあげて最前線からアグレッシブにプレッシャーをかける甲府と、ラインを低めに設定して佐藤寿やウエズレイに十分なスペースを与えることで、彼らの決定力やスピードといった特徴を存分に生かそうとする広島。いろんな切り口はあるが、そんな両チームのコンセプトが真っ向からせめぎ合った面白いゲームだった。

リアクション型であるか否かを問わず、効果的な攻撃のためにはボールを奪う位置(相手をどこに誘導するか)や奪い方(前を向いて素早く展開できるか)は一つ鍵になるが、この試合では甲府の両SBの試合感の問題もあって、広島の狙いの方がよりピッチ上に表現されていたように感じた。最後の局面での甲府の踏ん張りが素晴らしく、開幕戦のように洗練されたカウンターが何発も炸裂することはなかったが、広島はトランジションからシュートに至る過程が複数パターン化されていて、相手を見事に嵌めた時にはスピーディで美しいカウンターが繰り出されていた。

ただ広島も甲府同様に守備に問題があり、ラインを低く構えているからといって失点が少ないかといえばそうではなく、最終ラインに起用される選手の個の強さが問題になるケースも多い。オフサイド・ルールの変更等により世界的にローラインが優位な状況であり、広島もその流れに沿った戦術を採用しているが、このあたりはよりボールを動かせる選手を起用しているジレンマを感じた(そして日本が世界の強国と戦う際にそれが有効であるかも)。

ところで最近甲府がいいサッカーをしているとよく言われる。なるほど目指すスタイルは気高く、エンターテイメント性も十分で魅力的だ。ただ完成度の点でまだまだであり、本当にいいサッカーといえるかどうか議論の余地があると思う。もし甲府をいいサッカーというのであれば、スタイルは違うが広島も十分いいサッカーをしているし、普段から自分が辛口な浦和も浦和なりにいいサッカーをしていると思うのだけど(笑)

ニューカッスルがオーウェンの治療費15万ポンドをFAに請求。対応次第では訴訟も。
これはなんらかの先例になる可能性が…。
Magpies threaten FA with Owen ban(BBC)
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